コードバンの長財布を買う前に 取り扱い上の注意点と手入れ

友人からコードバンという革の財布があることを聞き、

私もキプリスのコードバンの長財布を購入したのですが、

実際に使っていると、取り扱いの難しさもあることが分かりました。

堅く光沢があり、見栄えがするところにコードバンの魅力がありますが、

ここではコードバンを買う前に、知っておいていただきたいことをご紹介します。

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コードバンの長財布 その取り扱い上の注意点

キプリス正規販売店「ノイジャパン」 オイルシェルコードバン&シラサギレザー 

コードバンの財布は多くのブランドから出ていますが、

革製品は全般的に水に弱く、雨水や汗などがつくと変色したりシミがついてしまったりしますが、

その点はコードバンも同じです。

ただ他の革素材に比べれば、コードバンは多少は水に強い性質があり、

水が付いた場合にもすぐにふき取れば、シミなどがつくことはありません。

とはいえ長く水が付いたままの状態が続いてしまうと、

シミなどが出来てしまいますので、日頃からの取り扱いが大切になります。

またコードバンの場合は革が堅いため、傷がつくと目立ちやすくなってしまいます。

柔らかい革財布の場合には、多少の傷がついても手入れをすれば目立たなくなりますが、

コードバンの財布では、それが難しい面があります。

いつの間にか、どこかでこすった時の傷が残ってしまいますので、

その持ち手に、取り扱い方を求めてくる素材とも言えます。

ただ財布を使っていれば、傷が全く付かないということはないでしょうし、

同じ財布でも使う人によって、

傷や色合い、光沢やしなやかさが変わってくるのが革財布の持ち味で、

それぞれの革財布が、持ち手によって個性を発揮することが

革財布の「味」と言えます。

コードバンには傷がつきやすいという取り扱いの難しさはあるので、

慎重な取り扱いが望まれますが、

多少の傷がついたとしても、それをコードバンの「味」と捉えて、

使い込むことによる、味わいの変化を楽しんでいただければと思います。

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コードバンの長財布の手入れについて

コードバンの財布を持つならば、

適切に手入れをするのも、大人のたしなみと言えるでしょう。

ただ購入してすぐの場合には、

手入れをそれほど必要とするわけではありません。

私の場合には、せっかくコードバンの財布を買ったから、とつい力が入ってしまい、

コードバンなど光沢のある革の、専用のクリームをすぐに塗っていましたが、

早いうちから、そうしたクリームを塗ると、

どこか全体が白っぽくなり、光沢が失われてしまいます。

時間が経ち、使っているうちに気にならなくはなりましたが、

光沢やツヤが持ち味のコードバンですので、

早いうちからクリームなどを使って手入れをすることは、おすすめしません。

また手入れをする場合には、まず馬毛のブラシでホコリを落とし、

革に栄養を与えたり、ツヤを出したりするために、

クリームやワックスを塗りますが、

その際には、表面を傷つけないような専用の布が必要になります。

(または綿100%の古くなったTシャツなどを使ってもOKです。)

専用の布にクリームを少しつけ、

まんべんなく馴染ませるようにクリームを塗るようにします。

またクリームやワックスには、革素材に応じて専用のものがあり、

私も柔らかい革素材のソフトレザー用と、

光沢のあるスムースレザー用のものを分けて使っています。

ケア製品の詳細については、以下のページをご参照ください。

GANZO ホームページ AFTER CARE ITEM

ノイジャパン ホームページ Care&Care goods

終わりに

コードバンの長財布を持っていると、

ツヤや光沢があるために、どこか人に見せたくなるような、

そんな気持ちにもなります。

そのためには、コードバンの長財布を注意してご利用いただき、

適切なケアを行うことで、長く良い状態を保っていただきたいと思います。

また長く使うことで、コードバンの味や風合いの変化を楽しんでいただければと思います。

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