4月になると新入社員の方たちが、働き始める季節になります。
新たな門出に、期待や緊張をしている頃かもしれません。
そんな新入社員の方たちに、社会で多少なりとも経験を積んだ一人の人間として、
仕事を始める前にこういうことを知っておいてもらいたい、
ここでは、そうした内容を書いていきます。
新しく仕事を始める人が、これを読んで多少なりとも仕事をスムーズに覚えることができたり、
職場にスムーズになじんでいただければ幸いに思います。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
新入社員として仕事ができるまでの進め方 家で復習して覚えられないことがなくなるように
(出典「photoAC」)
仕事を始めると、仕事内容をまずは教えてもらいながら仕事を覚えることが必要になります。
私も職場を何度か変えたことがありますが、仕事は「慣れるまでが大変」だなと実感しています。
私は仕事を覚えるにあたっては、メモを持っていき、それに色んなことをメモしてから、
「家に帰ってから復習する」ということを行っていました。
そうすると、仕事を覚えるのは早くなると実感しています。
逆に言えば、職場だけで仕事を覚えることは、どこか限界があるように思います。
ですので最初のうちは家で仕事のことを復習して、教えられたことを覚えることをおすすめします。
また仕事には色んな内容があり、
一つ一つを覚えてそれらを頭や体に染み込ませるように、積み重ねていかないといけません。
ですので教えてもらったことを
「一つ一つを抑えて(覚えて)いく」ことも大切なことになります。
教えてもらったことの中で、分からないことがあった場合には、
「分からないことを伝えて」教えてもらった内容を一つ一つ抑えるようにしてください。
私の場合には、経理業務を行っていた時には、
会社のパソコンの中にエクセルなどでマニュアルを作成したりしていました。
メモを取る、マニュアルを作成することで、同じことが出てきた場合に、
それを見れば疑問が解消するので、上司や先輩に同じ質問をしなくて済むようになります。
私は教える側を経験したこともありますが、
教えた側は何を教えたのか、それをハッキリと覚えているように思います。
ですので教えられることの多い新入社員の方も、自分なりに家で復習するなり仕事を覚える努力をして、
教えられたことを身につけていることや、
何度も同じことを聞かないという姿勢を周囲に見せる必要はあると思います。
何度も同じことを教えることは、上司や先輩にとっても教えたことを身につけてもらっていない
という悲しさや落胆を感じさせてしまうだろうと思いますから
そういったことは少なくする努力をするべきだと思います。
それでもメモを取り忘れたなどの理由で、一度聞いたことをどうしても思い出せない場合には、
「今さらですみませんが」「前に聞いたと思うんですけど」
など「前置きの一言を添えて聞く」ことで、聞きやすくなる面があるでしょう。
また「一枚の書類も大事になる」ので、
一枚の書類でさえも、おろそかに扱わないように注意することも大事になります。
新入社員として仕事ができるまでの進め方 報連相のコツについて
(出典「photoAC」)
仕事を進める上では、報告・連絡・相談が大事だとよく言われます。
簡単なことでも分からないのであれば、聞いて確認して仕事に取り組んでください。
私の場合には、書類のファイルの置き場なども確認して聞くようにしていました。
それを聞かずに分からないまま、ウロウロしているだけでは時間の無駄になると思ったからです。
ただ上司や先輩も忙しい時があります。
忙しそうだなと思った時には、「忙しいところ、すみません」
と前置きしてから質問するようにすれば聞きやすくなるでしょう。
ただ報連相は大事になりますが、仕事を覚えてくれば報連相が大切なのは、
自分の知識などがあやふやな場合や自分が怪しいと感じたものだけで、
確実に自分で出来ると思うものは、自分で片づけるようにしましょう。
知識があやふやなものや怪しいと感じたものは、
先に上司に相談(報告でも連絡でもなく)して仕事を進めるようにした方が良いでしょう。
そうした方がミスが少なくなるからです。
また都合の悪いことほど先に報告することで、それ以上は悪くなることを防げることにつながります。
私も仕事でミスをしてきましたし、人間はどうしてもミスをしてしまう生き物だと思います。
ミスしたものは仕方ありませんので、その場合にはすみやかに上司に報告して、
迷惑を掛けた人に対して謝罪できれば良いと思います。