結婚なさった場合など、身の回りの環境が変わった場合に、
お中元の季節には、義理のご両親や親せきにお中元を贈るべきか、
という点で迷うことがあるかもしれません。
ここでは結婚なさった場合に、義理の家族の中で、
どの方にお中元を贈るべきか、という点に注目します。
目次（複数ページに分かれた記事もあります）
お中元は義理の家族の誰に贈る？まず念頭に入れておきたいこと
お中元は日頃からお世話になった方に対して、感謝の気持ちを表すものですが、
結婚されている方の場合には、義理のご家族に対して贈ることを考えると思いますが、
ただお中元を贈り始めると、ずっと贈り続けることになることは、
まず念頭に入れておく必要はあるように思います。
またお歳暮や、母の日や父の日、誕生日もありますので、
義理のご家族に対する贈り物については、
年間でもどうすべきかを考えることをおすすめします。
お中元は義理の家族の誰に贈る？義理の親せきに対しては
ですので義理の親せきなど、たまに顔を合わせるだけという間柄の方には、
毎年のお中元を贈る必要はないと思いますし、
会う機会がある場合に、手土産を持参する程度で構わないと思いますが、
お中元については地域やご家庭ごとに違いがあると思いますので、
ご主人や奧さまにご相談して、
それでも判断がつかない場合には義理のご両親に、ご相談なさった方が良いのかもしれません。
こうしたことを義理のご両親に尋ねることは難しいかもしれませんが、
何も言わなければ伝わらないことも、
尋ねることでそうしたことを気にしている気持ちは、義理のご両親に伝わると思いますし、
充分に理解していただけ、好感度が上がることのように思います。
ただどうしても難しいと感じる場合には、
無理をなさらずにご主人や奥さまとご相談の上で、判断していただければと思います。
お中元は義理の家族の誰に贈る？義理のご両親に対しては
また義理のご両親については、
お盆や年末年始などに帰省した場合には、顔を合わせるだけでなく、
ごちそうを振舞っていただいたり、お土産をいただいたり、
お子さまの面倒を見てもらうことはあると思いますので、
そうしたことに対する感謝の気持ちを表す手段として、
毎年のお中元を贈ることをご検討されても良いのかもしれません。
お中元の金額の負担を減らしたいとお考えの場合には
またずっと贈り続けることになることを考えた場合には、
お中元とお歳暮では、一年の締めくくりに贈るお歳暮の方が重視されていますので、
何かを贈りたいとお考えであっても、
お歳暮だけを贈ることを検討しても良いのかもしれませんし、
お盆や年末年始に帰った時に、手土産を持参する形で、
感謝の気持ちを表すことも一つの方法のようには思います。
感謝の気持ちを表すなら、
無理のない範囲で、続けられる範囲で表していただければと思います。
またこうした風習は地域やご家庭によっても違いがありますし、
最近では会社でも広がっていますが、「虚礼廃止」という、
形式だけの儀礼をやめるという考え方のご家庭もありますので、
まずはご主人や奧さまとご相談の上で、判断していただければと思います。
また贈らないことにした場合には、何も気を遣わないで贈らないのか、
考えて悩んだ末に贈らないことにしたのか、
そうした背景は伝わりませんので、できれば贈らないことにした理由を、
ご主人や奧さまから伝えてもらった方が良いのかもしれません。
終わりに
実の親兄弟や親せきには気を遣う必要はなくても、
結婚された場合には、義理のご両親などとの関係で、
色々と気を遣われることはあると思いますが、
無理のない範囲で、周りの方にもご相談していただき、
無理のない範囲で、お中元を贈る相手を決めていただければと思います。