潮干狩りのシーズンになると、
その楽しげな様子が伝えられます。
潮干狩りに行ったことのない方であれば、
気になることも多いと思いますので、
ここでは潮干狩りに適した時期や、
潮干狩りに必要な道具や服装に注目していきます。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
潮干狩りに適した時期について
貝そのものは一年中取れるのですが、
漁協が管理している場所で、潮干狩りを行う場合には、
地域や場所によって違いはあるのですが、長いところでは9月まで潮干狩りができます。
ただ産卵のシーズンを控えた春先に旬を迎える貝が多く、
また潮干狩りは、海水が引いた状態で行うので、
潮が引く時間帯が長くなる4~5月が潮干狩りにとって一番良い時期とされていますし、
そうした時期にだけ営業している場所も多いです。
潮干狩りに適した日付や時間帯は、以下のサイトからも確認することができます。
お住いの都道府県を選択していただき、
さらにページ上部の「地域から選ぶ」から、潮干狩りを行う地域を選択してください。
こちらの表では「潮干狩」の欄がありますので、
そこが〇や◎になっているのが、潮干狩りに適した日付や時間帯になります。
潮干狩りに適した干潮は、1日に2度起こるので、
〇や◎は同じ日付でも上下に記載されていますので、ご注意していただければと思います。
また潮干狩りに適した時間帯は、
「干潮」の時間の前後2時間ほどが目安となります。
このサイトの他にも各自治体から、潮干狩り開催のお知らせがネット上でも公開されていて、
潮干狩りに適した日時が公開されているところもあります。
日付や時間を確認して、潮干狩りを楽しんでいただければと思います。
潮干狩りで必要な道具や服装について
潮干狩りで必要な道具
- 熊手
- 網の袋やバケツ
- クーラーボックス
- ペットボトルやポリタンク
- レジャーシート
- 日焼け止め
3本爪や4本爪のもので大丈夫です。
熊手はレンタルされている潮干狩り場もありますが、
数に限りがある場合もありますので、念のために買っておいた方が良いでしょう。
熊手の中には「忍者熊手」というものもあり、
網のついたものは多くの貝を取ることができますが、
愛知県など一部の地域では、網の付いた熊手の使用が禁止されていますのでご注意ください。
多くの貝を捕りたいところですが、捕りすぎれば貝が少なくなり、
長く楽しめなくなるかもしれません。
子供が大きくなった時にも、またその子供を連れていけるように、
貝を捕るのは少しだけ控えめにした方が良いのかもしれません。
捕った貝を入れておくためのものです。
網の袋は、スーパーの袋やビニール袋に穴を開けて代用することもできます。
また熊手や網の袋、バケツなどは、
潮干狩りセットで買うと揃(そろ)えることができます。
潮干狩りで捕れるアサリは、水温が上がると弱ってしまうので、
持ち帰るために冷やしておく必要があります。
保冷剤がなければ、ペットボトルに水を入れて凍らせて代用することもできます。
捕ってきた貝の砂を吐かせるためには、現地の海水が望ましいとされているので、
現地の海水を持ち帰るために、
2Lのペットボトルやポリタンクを持っていきましょう。
休憩したり荷物を置く場所を確保するために、必要になります。
太陽からの陽射しと海からの照り返しもあるので、日焼け対策を行いましょう。
潮干狩りの服装
暑い時には陽射しが強くなるので、
動きやすい服装の中にも、暑さ対策を行っておきましょう。
- 帽子
- 長袖
- 半ズボン、短パン(濡れるので)
- 長靴
- 軍手や手袋(ケガ防止のため)
- 着替え
- タオル
終わりに
潮干狩りでは、管理された潮干狩り場であれば問題ありませんが、
貝毒の危険性もありますので、
念のために貝毒について知っていただき、ご注意していただければと思います。
貝毒について書いた記事はこちらになります。
→潮干狩り 貝毒の発生時期や管理体制 貝毒の種類と危険性について
またアサリなどの貝類が少ない場合、潮干狩りが中止される場合もあるので、
念のために、行きたいと思う場所を管理している漁協に確認することをおすすめします。
充分な準備をした上で、家族で潮干狩りを楽しんで、
良い思い出を作っていただければと思います。