七五三といえば、やはり俳句ですが、
(それは五七五。何が「やはり」やねん。)
親せきや義理の家族の七五三のお祝いをする場合には、
その金額の相場はいくらぐらいなのでしょうか?
またいつぐらいにお祝いを渡せば良いのでしょうか?
ここではのし袋の選び方や書き方と共に、七五三のお祝い金についてご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
七五三のお祝い その金額の相場は?
(出典「イラストAC」)
七五三のお祝いを渡す場合には、
その金額の相場は七五三のお祝いをする方との関係性によりますが、
・祖父母の場合には、1万円以上
・甥っ子や姪っ子、その他義理のご家族へのお祝いの場合には、5千円~1万円
・友人・知人のお子さまの七五三祝いでしたら、5千円が相場になります。
あくまで目安になりますが、必要以上に高額ですと先方に気を遣わせることもありますので、
その点も考慮してご判断していただければと思います。
またお祝いの席に招待されている場合には、お菓子などの手土産を持参することをおすすめします。
七五三のお祝い いつ渡す?
七五三の正式の日付は、11月15日になります。
ただ実際のお参りは混み合うことを避けるために、
前後して早ければ9月に、遅い場合には12月にお参りすることもあります。
お祝いの席に招待されていれば、その際にお渡しいただければと思いますが、
そうでない場合には、参拝する日がお分かりになるならその日までに、
また11月15日の一週間ぐらい前には渡すのが良いとされています。
あまりギリギリになるよりも、多少は余裕を持って渡しておいて損はないと思います。
七五三のお祝い のし袋の選び方は?
七五三のお祝いの場合には、何度でもあって良いこと、という意味で、
ほどいて結び直すことのできる赤白の蝶結びのもの(5本か7本のもの)を選びます。
(画像出典元「イラストAC」)
また金額とのし袋は格を合わせることが一般的で、
金額が1万円以下の場合には、水引(赤白の蝶結び)が印刷されたものとされています。
必要以上に飾ったのし袋は控えた方が良いでしょう。
七五三のお祝い のし袋の書き方は?
七五三祝の場合、のし袋の表書きには、
一般的には「七五三御祝」または「御祝」であれば、何歳の七五三でも使えるものになります。
また厳密にはそれぞれの年齢の儀式の名称を記載する以下のような書き方もあります。
3歳・・・「御髪置御祝(おん・かみおき・おいわい)」
5歳・・・「御袴着御祝(おん・はかまぎ・おいわい)」
7歳・・・「御帯解御祝(おん・おびとき・おいわい)」
何だか漢字を間違えてしまいそうですが、
書き損じたりするのはもったいないですので、「七五三御祝」で充分かと思います。
下にはあなたのお名前を記載します。
七五三のそれぞれ年齢での儀式について書いたページはこちらになります。
→七五三はいつ?その日付の由来と3歳5歳7歳でお参りする理由
七五三のお祝い のし袋の中袋の書き方は?
のし袋に中袋がある場合には、
表には金額を、裏にはあなたの住所とお名前を書きます。
金額には「壱」など、「一」を足すなどして改ざんを防ぐための
「大字(だいじ)」が使われることがありますが、
通常通り「一万円」「五千円」として記載しても問題ないとされています。
ちなみに大字を使う場合は以下のようになります。
一 ・・・ 壱
二 ・・・ 弐
三 ・・・ 参
五 ・・・ 伍
十 ・・・ 拾
千 ・・・ 阡
万 ・・・ 萬
※4や6~9は通常の漢数字になります。
また金額の下に「也」と入れることについては、昔は円の下に「銭」などの単位があり、
そうした下の単位が書き加えられるなどの改ざんを防ぐために「也」を入れていたと言われていますが、
現在では円の下の単位はありませんので、「也」と入れないのが一般的のようです。
(10万円以上の場合には「也」を付けるという考えもあるようです。)
終わりに
七五三といえば、以下のようなものですが、
(それは6-4-3のダブルプレーやろ!)
分からない方のために説明しましょう!
野球ではポジションごとに数字が割り振られていて、以下のようになっています。
それでショート→セカンド→ファーストという形でのダブルプレーは、
6-4-3のダブルプレーと言うんです。
ちなみに7-5-3のダブルプレーがあるとすると以下のようになります。
これが成立するとすれば、
打った人はレフト前にヒットを打ったとしても、一塁でアウトになってしまいますよね・・・
(足が遅すぎてほとんど何やってもアウトやん。というか何の話で締めくくってんねん!)