2017年の秋分の日はいつ?その決め方と彼岸・星座との関係

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、

秋分の日はお彼岸の期間とも関係がありますが、

秋分の日はいつなのでしょうか?

また秋分の日は変動することがあります。

そこにはどんな決め方があるのでしょうか?

ここでは秋分の日に焦点をあてて、星座との関係についてもご紹介します。

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2017年の秋分の日はいつ?秋分の日の決め方について


(出典「イラストAC」)

2017年の秋分の日は9月23日になります。

春分の日と秋分の日は、実は天体観測から導き出される日付で、

国立天文台が計算するものになります。

それを「暦要項(れきようこう)」と言いますが、

その年の2月1日に「暦要項」が官報に掲載されることで、

翌年の春分の日、秋分の日が正式に決められることになります。

(細かい話になりますが、2月1日が休日の場合には、それ以降の平日になります。)

以下の図は地球を中心にした、太陽の通り道=黄道と、地球の赤道を延長したものを図にしたものになります。

上記の図から分かるように、黄道と赤道は1年の間で2度交わることになります。

この交わる瞬間春分点秋分点と呼びますが、

この秋分点が含まれる日付が秋分の日になります。

今年(2017年)の場合には、9月23日の5時02分が秋分点になります。

秋分の日が変わる理由

秋分の日は、9月23日のことが多いですが9月22日になることもあります。

これは地球が太陽を一周する時間は、365日ちょうどではなく、

約365.242日かかり、365日と6時間弱かかることがその原因で、

そのため秋分点は、毎年6時間ずつ後ろにズレていくことになります。

ただうるう年には1日増えますので、うるう年には秋分点は、

前倒しの24時間-後ろ倒しの約6時間=約18時間の前倒しになります。

秋分の日については、2012年からは秋分点が9月22日に入るようになり、

ほぼ9月23日が秋分の日になりますが、

およそ4年に1度は9月22日が秋分の日になると予想されています。

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秋分の日と彼岸の関係

暑さ寒さも彼岸までと言われますが、

この秋分の日は、「お彼岸」の期間と関係していて、

秋分の日を中日として、前後3日の一週間がお彼岸の期間になります。

秋分の日が変わることがありますので、

それに伴い「お彼岸」の期間も変わることがあります。

春分点、秋分点と星座の関係

先ほど春分と秋分をご紹介しましたが、

この春分点や秋分点は、実は星座とも関係があります。

星座は春分点を基準に分けられていて、

春分がおひつじ座の始まりを、

その反対にある秋分はてんびん座の始まりに該当します。

その他に夏至や冬至を含めて以下のようになります。

細かい話になりますが、星座については、

その年の〇月〇日×時×分以降が~~座ということになりますので、

厳密に言えばその年ごとに星座の始まりの日付は変わることになります。

ちなみに秋分の日は天秤座の始まりにあたりますが、

西暦ごとの天秤座の始まりの日付については、以下のページをご参照ください。

9月23日生まれの人の星座は何座?西暦ごとの天秤座の初日は?

終わりに

ここでは秋分の日の日付と、秋分の日とお彼岸の関係、

また秋分の日と星座の関係をご紹介しました。

この秋分の日は、昼と夜がほぼ同じ日になりますし、

これから夜が長くなる日でもあります。

秋が深まっていくのを感じる頃になるかと思いますが、

スポーツの秋や食欲の秋、読書の秋などなど、

みなさんの秋を堪能していただければと思います。

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