アナログの腕時計の場合、時計と太陽の位置で方角を調べることができます。
では、どうやって調べたら良いんでしょうか?
またなぜ時計で方角を知ることができるのでしょうか?
ここではアナログの腕時計での方角の調べ方をご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
腕時計での方角の調べ方!太陽の位置と腕時計で南が分かる!
腕時計での方角の調べ方ですが、太陽と腕時計があれば南の方角を知ることができます。
下の図をご覧ください。
太陽を時計の12時の方向と短針の間に入れると、12時の差す方角が南になります。
また短針を太陽の方向に向けると、12時と短針のちょうど中間が南の方角になります。
ではなぜそうなるのか?その理由を見ていくことにしましょう。
太陽の位置とアナログの時計で、方角を知ることができる理由は?
太陽は1日で1周しますので、1日24時間で360°動きます。
そうすると1時間にどれだけ進むかといえば、360°÷24時間=15°になります。
一方のアナログの腕時計は、360°を1周するのに12時間で、
1時間で短針がどれだけ進むかと言えば、360°÷12=30°になります。
時計は12時間で丸一日を半分に分けていますので、
太陽の動きは短針の動きのちょうど半分になりますし、それは分単位でも変わることはありません。
また真南の方角は、お昼の12時の太陽の方角になりますので、
短針と12時の間に太陽を入れるようにすると、12時が指し示す方向が真南になることになります。
正確な方角が分かるものではありませんのでご注意を
日本の場合、東経135°の兵庫県明石市が時間の基準になっていて、
12時に太陽が真南に位置するのは、この兵庫県明石市で、
明石市から東西にズレるほどに、12時の太陽の位置は真南からズレていきます。
ですので時計で分かる方角は、あくまで目安ということにはなります。
終わりに
実際に南の方角を日常生活で知る必要があるのか?と言われるとですね、
私自身も遊びで少しやってみたことがある程度ですし、
スマホにもコンパスのアプリが入っていますが、
豆知識として知っておいても損はないと思います。
また意外としっかりと覚えていないと、長針と短針の間に太陽を入れてしまいがちです。
(実は私も勘違いしたことがあります。何かおかしいな?とは薄々思ったんですけどね。)
また良い天気でないと太陽の位置は分かりませんし、夜には使える知識ではありませんが、
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何か私もこの知識のネガティブな面ばかりに目が向いている気がします。
いや!
いつかどこかで使えるかもしれませんので、頭の片隅にでも置いていただければと思います。